自分の愛し方がわからない人がまずはじめにすべきことは、こちらにまとめました。
これをはじめた人、日常的に試みている人は、次はこんなことに悩んでいると思います。
『親切にしているのに、感謝されない』
『愛しているのに、愛されない』
『自分ばかり、尽くしている』
愛してる(=愛されたくて)、大切だから(=大切にされたくて)している行動に、
望んだ結果が返ってこない。
この思考に陥っている人は多いと思います。
そう、それで大丈夫です。
これを感じることができれば、次のステップです。
自分の根本にある”自分の愛し方がわからない”原因を知る準備がやっとできたのです。
『相手のために』の罠
あなたが周りや相手を思ってした行動。
『早起きしてお弁当を作ってあげる』
『先回りして教えてあげる』
『仕事を引き受けてあげる』
相手のために、みんなのためにと、頑張っているあなた。
とても素敵です。
以前、私はこんな記事を書きました。
『自分の愛し方がわからない人は、周りを大切にすれば、愛される自分が生まれる』
そう、これは『愛される自分を経験する』という見返りを求めた行動です。
愛される感覚は、愛された経験がないとわからないので(家庭環境により十分な愛や自己肯定感を育むことができなかった人など)、はじめに愛される経験を意図的に作り出してもらいました。
そのあとに必要なことは、その行為を手放しても、大丈夫な状態にすること。
『何かを与えれば、見返りがある』状態から抜け出してもらいます。
見返りに依存する心に気付く
周りに愛を与えることで、愛を与えられた人は、次のステップです。
周りの中に自分への愛を生み出していた人は、今度は“自分の中で生まれる愛”(=自尊心)を、見つけにいきましょう。
ポイントは、自分と対話すること。
例えば、『大切な人のために早起きして朝食を作ってあげる』
でも本当は朝早く起きることが辛いし、毎日お弁当の内容を考えるのも大変。
たまには朝寝坊してゆっくり過ごしたいと思っている。
ここからわかることはなんでしょう?
そう、無理をしてしまっているのです。
大切な人のためにとしている行為が、“朝起きることが辛い”という自分の心をおろそかにしています。
それでも頑張ってしまう人は、「感謝されたい」、「尽くしている自分を大切に思ってほしい」という、見返りに依存する心が隠れています。
なぜ、見返りに依存してしまうのか?
これは、自分の愛し方がわからない人に隠れている『自己肯定感の低さ』が原因です。
このフェーズにいる人は多いと思います。
ここからは、他人からの愛に自分を依存させない方法『自己肯定感を育てる』というステップに移ります。
