栄養療法を始めて1年半。
トライ&エラーを繰り返し、自分に必要な栄養素がわかってきたので、ずいぶん「サプリメントの効かせ方」が上手くなりました。
使用中のサプリメントが落ち着いてきたことと、皆様から多くのリクエストがございましたので記事にまとめたいと思います。
必要な栄養素には個体差があること、誰一人同じ個体は存在しません。
私のサイトをご覧になっている方々は重々ご理解頂いていると思います。
その上で、あなたのお役に立てる情報がありましたら幸いです。
目次
毎日のサプリメント
消化酵素
栄養療法を始めるにあたって、基本の「き」となるのが消化のフォローです。
なぜなら、ほとんどの不調がなんらかの原因によって、消化力が低下していることによる栄養不足が絡んでいるから。
腸内環境改善に必須なのです。
Enzymedica, ダイジェストベーシック(Digest Basic), 必須酵素フォーミュラ, 90カプセル
小麦・乳製品(グルテン・カゼイン)を含む食事をする時はDPP-IVを含むこちらのサプリ。
Enzymedica, グルテンイーズ(GlutenEase), 60カプセル
ちょっと高めなのですが、DPP-IVを含む消化酵素のブレンドと量が良いので、外食時はこちらのサプリ。
Houston Enzymes, トリエンザ、カプセル90粒
塩酸ベタイン
タンパク質の消化に。
交感神経優位で胃酸分泌低下→タンパク代謝低下している人には必須アイテム。
ミトコンドリア機能低下してATP作れない人も胃酸分泌できていないので、まずは外部から補う。
Source Naturals, ベタインHCL, 650 mg, 180錠
ビタミンC
言わずと知れた抗酸化ビタミン。免疫活性、副腎機能向上、紫外線による活性酸素除去など。
エスターCはビタミンC誘導体。身体の酵素反応によって利用できるようになるので、消化吸収の過程で壊れにくいので細胞や組織に届きやすい。胃への刺激がないし、バイオフラボノイド配合で生体利用率が良いのも◎
American Health, シトラスバイオフラボノイド配合エステルC、500 mg、120カプセル
ビタミンBコンプレックス
ミトコンドリア活性、エネルギー代謝に必須。
腸内環境が悪化するとビタミンB群の合成能が落ちる。
Thorne Research, ベーシックB複合体, 60粒(ベジタリアンカプセル)
マグネシウム
マグネシウムを摂る理由についてはこちら
Trace Minerals Research, イオン化マグネシウム、400 mg、2 fl oz (59 ml)
私は「にがり」で代用してます。
カルニチン
脂質からのエネルギー供給を向上、夜間低血糖予防に。
脂質代謝が苦手で、空腹時にエネルギー転換できていないことも、低血糖の要因の一つと考えている。
Now Foods, L-カルニチン、1000 mg、100
CoQ10
ミトコンドリアでのエネルギー産生に必要な栄養素の代表。脂肪と糖をエネルギーに転換。
Life Extension, 超吸収性コエンザイムQ10、100mg、ソフトジェル60粒
亜鉛
亜鉛は女性にも男性にも重要な栄養素。200以上もの酵素の補酵素です。
インスリン抵抗性がある人にも。他、生理前のイライラなどにも関係が深い。
サプリメントでお腹がいっぱいになってしまうので、ミネラル系はリキッドタイプを愛用。
Trace Minerals Research, Ionic Zinc, 50 mg, 2 fl oz (59 ml)
腸ケア
プロバイオティクス
腸内を良性菌で満たす。免疫の要。50億以上ブレンドのものが良い。
単一菌の大量投与はディスバイオーシスを起こすから。できれば食前の空腹時に服用。
California Gold Nutrition, LactoBif プロバイオティクス 50億 CFU, 60ベジカプセル
ロイテリ
ロイテリ菌はカンジダ菌増殖を阻害します。
虫歯予防にも。
ミヤリサン(酪酸菌)
抗生物質を飲むときに欠かせないミヤリサン。
酪酸菌は食物繊維をエサに短鎖脂肪酸を産生。悪性菌増殖の抑制や、腸管上皮の新陳代謝をよくします。
カンジダハーブ
カンジダ除菌&増殖予防に。
糖質の多い食事が続いたな〜なんてときは、カンジダ増殖予防に飲んでます。膣カンジダ予防にも。
これ飲んで便のかさが増すと“カンジダの死骸だ〜”と、思います。
Now Foods, カンジダサポート、植物性カプセル 90粒
腸内環境改善についてはこちらの記事をご参考ください
スペシャルケア
グルタチオン
カンジダ除菌時や、アルコールの解毒促進のために。
Jarrow Formulas, 還元型グルタチオン、500 mg、植物性カプセル 60粒
レバーリフレッシュ
こちらも、カンジダやアルコールの解毒機能を高めるために。
お酒飲むときは、必ず食事とともに3カプセル飲んで、肝臓のサポートをしています。
Now Foods, 肝臓リフレッシュ、植物性カプセル180錠
P5P(活性型ビタミンB6)
COMT活性を目的に。エストロゲンの代謝を促したい、アドレナリン過剰でイライラしやすい生理前は飲んでいます。
Thorne Research, B複合体 #6、60カプセル
最近は、必要量が多いことがわかったのでP5Pを単体で。
Country Life, P-5-P (ピリドキサール 5′ リン酸)、50 mg、100錠
ナイアシン(ビタミンB3)
寝る前に。ミトコンドリア新生を促し、リラックス効果も。
Life Extension, ビタミンB3ナイアシン、500 mg、100カプセル
ビタミンA(ミセルタイプ)
粘膜強化。乾燥する時期や季節性アレルギーに。
ドライアイ改善しました。
栄養療法を行う先生から入手しています。
ビタミンAについてはこちら
サプリメント以外
漢方の抑肝散陳皮半夏、人参養栄湯を愛飲してます。
漢方の併用でコルチゾールのにムダ使いが減ったし、イライラも抑えられたし
何より体感が上がりました。
気を巡らす漢方、オススメです。
漢方についてはこちら
終わりに
今回ご紹介したサプリメントは、わたしが値段とクオリティのバランスが取れていると感じたものたちです。
栄養療法の効果が感じられるようになるには、細胞の代謝を考えても3ヶ月〜半年はかかります。
安さを求め質を下げるのも良くないですが、高くて続けられないのなら、意味はありません。
また良い情報があれば、更新していきたいと思います。
サプリメントの効果的な飲み方については私のInstagramでもご紹介しています。
- どうやってサプリを選べば良いの?
- いつサプリを飲めば良いの?
という方は、ぜひご参考になさって下さい♪
